書籍「人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書」を読みました
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こんばんは、新米ママのtononecoです。最近衝動買いした「人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書」という本を読みました。
だって伸ばしたくないですか?子どもも、もちろん自分も。わたしは夫のことすら伸ばしたいです。人間が成長するのに年齢は関係ないと信じたいのです!笑
読んでみていろいろと発見があったので、ご紹介しようと思います。
はじめに
人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方説明書
この本の著者である坪田信貴さんは、あの「ビリギャル(学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話)」の先生でした。調べてみると名古屋の学習塾の塾長などやっている方なのですね。
要するにこちらも、受験などに向けて子どもを具体的に伸ばしたい!と考えている親御さん向けの本です。
うちのむすめはまだ2歳にもならないので、少し早いかなとも思いましたが、いやいや、今後必要になるし、今は自分を伸ばせばいいじゃない!と購入に至ったわけです。
ちなみに装画を書いている長嶋有さんのインスタからこの本の存在を知りました。素敵なイラストレーターさんです( *´艸`)なので書籍の内容もイラストの相乗効果により倍楽しめます。笑(わたし調べ)
http://instagram.com/kaerusensei
サイズの合った服を選ぶように、タイプ別の声かけを!
この本は一貫して、子どもを伸ばすためにその子のタイプを知りそれに応じた声かけを、ということを言っています。
たとえば同じことを言われても人によって受け取り方が全然違ったりしますよね。この本の中の例を抜粋すると、
教師「慶応に受かったら、キラキラした友達がいっぱいできるし、アナウンサーにだってなれるかもね!」
あるタイプの生徒「うわ、それはいいな!がんばろう!」
別のタイプの生徒「うさん臭い教師だなあ。世の中、そんな甘くないし」
たしかに!わたしは後者かも知れない。笑
まず診断テストでその人のタイプを知り、この本にあるタイプ別の「声がけ」や「接し方」を実践してその人を伸ばそう!というものです。
それぞれのタイプに合わせて対応の仕方を変えることで、相手の「心が自信と勇気で満たされる」ことがわかり、結果「やる気や能力を劇的に伸ばすことに成功」したということです。
具体的に「9タイプ」とは?
- 完璧主義者タイプ
- 献身家(人に尽くす)タイプ
- 達成者(上昇志向)タイプ
- 芸術家タイプ
- 研究者タイプ
- 堅実家タイプ
- 楽天家タイプ
- 統率者(カリスマ)タイプ
- 調停者(協調性重視)タイプ
の、以上9タイプに人間を分類するということのようです。
さっそく自分のタイプを診断をしてみました!
さて、実際に手に取ってみて、まずは自分がどのタイプか診断テストで調べてみよう!
本を開くと膨大なチェックシートが…。この時点でめんどくさがりやなわたしは萎えたわけですが(^^;;
ネット上でタイプ診断が可能です
けれどご安心あれ。ちゃんと現代テクノロジーの恩恵にあずかり、インターネット上で診断テストが可能です。さっそくやってみました!
自分の性格について質問にどんどん答えていくのですが、全部で90もある…。けっこう骨が折れました。これを自力で集計するなんて無理。診断テストは絶対ネットでやったほうがいいです(´-`)
診断結果
診断結果、わたしは「調停者タイプ」でした。
協調性重視タイプだそうです。つまらない、ああ、つまらない。笑
でもなんとなく予想通りという感じも。
ちなみにこの診断ではひとつの結果だけでなく、他のタイプの要素の入り具合もわかるので、その辺も参考になるなぁと思いました。また極端にその要素が少ないタイプも!
混在する複数のタイプ
わたしは「調停者タイプ」に次いで、「堅実家」「研究者」「芸術家」タイプの要素が強いようでした。そしてすこし「楽天家」の要素も。この辺りもなんとなく自分のことですし、わかりすぎるくらいわかります。
それからちなみにわたしは「達成者」と「統率者」の要素が極端に少ないようでした。なるほど…
もうこの時点でちょっと言い当てられているような気分に。笑(典型的に占い師にはまるタイプてわすね!わたし)
「調停者タイプ」のわたし
調停者(協調性重視)タイプとは…
この本によると「調停者タイプ」とは、
平和と調和がすきな、ゆったりマイペースな人、
ということです。うん、たぶんそのとおりです。
協調性が高くまわりと仲良くやることに心をくだく一方、「競争心」や「目的達成への意識」には欠け出世を目指さない、ことを急がず「ま、いいか」と楽な方に逃げがち。
ちょっと胸が痛いほど言い当てられている…!
これは冒頭の解説で、まだまだジャブなのでした。
タイプごとのさまざまな「声かけ」や「接し方」の提案
読み進めると、
- 伸ばすといいところ(プラス面)
- こう接しよう!
- 苦手な行動・周りがケアすると良い点
- これをすると特に嫌われる
- 心が乱れ、未熟な面が出始めると…
- ダークサイドが露骨になったあとの言動と心理
- やる気にさせるには?
- わが子だった場合の指導術
- 自分の心のモヤモヤを晴らしたい時は…
- 坪田の実体験エピソード
- 相性の良いタイプ、悪いタイプ
などなど、さまざまな局面での接し方を提案してくれます。そして自分のタイプの箇所は読めば読むほど、まるで自分のことが書かれているので実際ひやひやしながら読み進めることになりますが、なかなか参考になりそうです。
タイプ診断以外にも
章の合間にコラムや叱り方などもあり、このタイプ診断以外にも人を伸ばすヒントがもりもり盛り込まれていました。
これは親という立場の人はもちろん、教育の現場にいる教師、会社で部下がいる人や部活で後輩がいる人まで参考になるんじゃないかなと思いました。
うまく使えばあらゆる場面であてはめて活用できそう。
読んでみての感想
まるで心理学の本
この本の印象としては心理学の本みたい!ずばずばと、このタイプ人はこういう思考回路で…というような解説がとても論理的です。
そう思ったら、やはり著者の坪田さんが心理学を専攻されていたようで、完全にその要素ばりばりな理由がわかりました。
自分のトリセツとして配ってまわりたい
それからわたしが期待していた、自分を伸ばせるか、というところについては、むしろこれをわたしに接する人全員に「トリセツ」として配りたい(切実)…と思いました。
自分に応用できる部分(自分の心のモヤモヤを晴らしたい時は…の箇所)もありましたが、どちらかというと読んでいて「あぁ~…そうそう、こういう風に、わたしは扱われたいわぁ…」という気持ちがさきに立ってしまった。笑
本当に奇跡は起きるか?!
それから、本の中では度々「これで(ビリギャルのような)奇跡が起こります!!」と書いてあります。わたしはやっぱり「うさん臭いな(´-`)」と思ってしまうのですが、奇跡は起きないまでも、これを参考に真剣に向き合えばある程度の変化を期待できるのではと思います。
まずは夫に診断テストをしてもらってタイプを把握しようかな。ふふふ(^ν^)
あ、相手に診断テストがやってもらいずらいかな…とも思ったのですが、ボリュームは確かにありますが結構心理テスト的で自分のことがわかるので、興味本位的でやってくれるかもしれません…(^^;;
というわけで、書籍「人間は9タイプ 子どもとあなたの伸ばし方」のご紹介でした!