わたしが好きな、結婚前の両家顔合わせでの夫と父親のエピソード
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どうも!新米ママのtononecoです。今日は出産・育児からずっとさかのぼり、結婚前のことを振り返ったエピソードです。
わたしの両親と彼(夫)の両親の顔合わせの食事会でのやりとりで、わたしの印象に残っているお話です。
ガチガチになっている彼にわたしの父親が言ったひとこと
両家顔合わせ、どちらの両親に対してもお互い初めて会うわけではなかったのですが、なんともかしこまった場。こういう場面で目に見えて固くなっているのは、やはり男性でしょう。
特に夫は、もともとすこし緊張しやすい質でもあり、例にもれずガチガチな雰囲気を醸し出していました。
けれど実際彼は、いつもはわりと自信があるほうで、体も声も大きいタイプ。無意味にやさしいタイプではなく、他人に対し厳しいほうです。亭主関白でないにしても、いわゆる、優男なタイプでもありません。
そんな彼がその場ではとてもちんまりしいて、まるでチキン。そんな彼の様子を見て父が言いました。
「なんだかずいぶん優しそうだけど、だいじょぶかぁ~??」
心配そうな表情。笑
これはおそらく、「こんな優しそうなひとのところに嫁にいって、娘が甘やかされたりなどしたら…」という懸念だとわたしは思いました。わたしの父は厳しく、甘やかさないことが愛情なひとなのです。
わたしはとりあえず「大丈夫大丈夫!結構わたしに厳しいよ!」とフォローしておきました。
するとあからさまに、安堵の表情。笑
実際彼はきちんとわたしの行動を客観視してくれて、話もよく聞いた上でこうした方が良いというところは指摘してくれる、身内でもなあなあにしたり諦めたりしないタイプです。
彼の反応と、間接的なふたりの歩み寄り
彼のほうも、このやりとりが気になったらしく帰り道に「あれどういう意味だったんだろう?」と聞いてきたので、
「あれはたぶん、わたしが甘やかされるんじゃないかって心配したんだと思うよ」というと、
彼もなんとなくほっとしたようでした。
これはおそらく、わたしの父が彼自身になにか思うところがあったのでは無かった、というのと、
これから配偶者になろうとする人の父親が理性的な考えを持っていそうでよかった、という安堵だと思います。
わたしは彼らのこのやりとりが好きで、なんとなくこの時に、父親と彼が平和的にお互いを理解し、繋がったように感じたのでした。
ちなみにこの時、わたしの母親の方は舞い上がってひとり喋りまくっていたのでこの父親の発言に関してはスルーでした。きっと覚えてもいないと思います。笑
反対に夫の両親の方も気にしたらしく、後から、「あんた優しそうって心配されてたじゃない!(全然そんなタイプじゃないのに)大丈夫なの?」と連絡が入ったそうです。^^
わたしの大切な人たちが私のことを想ってくれて、さらに大切な人同士もすこしお互いを知って歩み寄った瞬間に出くわしたような…。
なにはともあれ、本人たちはもう覚えていないくらいのことですが、わたしの中ではブログにも書いて残しておきたいくらい大切なエピソードなのでした。
タイトルにもなっている「ときどきオトン」な夫の事を書いた記事はこちらです。
非イクメンについての考察もそろそろまとめなければなあと思うのですが、結構なボリュームになりそうなのでなかなか着手できません。^^;