ceroの名曲「Orphans」と話題の私小説「夫のちんぽが入らない」が繋がったという衝撃
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こんな時間にこんばんは、新米ママのtononecoです。さきほどツイッターを見ていて衝撃が走りました!わたしの大好きなceroの楽曲が、今話題のあの私小説から着想を得ていたという…!
こだまさんの私小説「夫のちんぽが入らない」
なんともインパクトのあるタイトルなのですが…。インパクトがありすぎて手が出ていなかったのですが、読んでみようと思いました。いや、読まねばならない!
この本は主婦のこだまさんの実話を基にした私小説で、書き出しはタイトルの通り交際期間も含め20年のつきあいになる夫との性的な事情のことからはじまります。
とても美しい装丁のこの本はAmazonではすでに数日先でないと手に入らず、Kindle版は4月以降に公開されるそう。なのでまだ試し読みしかできていないのだけれど、すでに印象的なフレーズが。
「私たちは、兄妹のように、あるいは植物のように、ひっそりと生きていくことを選んだ。」
cero「Orphans」の歌詞の世界観はこの私小説からうまれた
ぼんやりツイッターを見ていたら、TLにこんなつぶやきが。
ちんぽ、映画にするときは絶対Orphans主題歌でお願いします!!
— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) 2017年1月26日
遅ればせながらこだまさんの「夫のちんぽが入らない」拝読しました。“私たちが本当は血の繋がった兄妹で、間違いを起こさないように神様が細工したとしか思えないのです”の一文からOrphansを着想したのが3年前。
— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) 2017年1月26日
つづく→
???衝撃のあまり把握するのに時間がかかったのだけれど、わたしの大好きな楽曲は「夫のちんぽが入らない」から着想を得ていたということらしい。
まさかここが繋がったか!!!と衝撃しか走らなかったのだけれど、そのことについてのceroの2年ほど前のインタビューを読み返して見て、ようやく腑に落ちました。
この「Orphans」という曲の歌詞は、カップルでない高校生の男女の一晩の家出の情景を描いているのだけれど、
「別の世界では ふたりは 姉弟だったのかもね」
「あぁ 神様の気まぐれなその御手に掬いあげられて/あぁ わたしたちは ここに いるのだろう」
という青春のさわやかさだけじゃない、少し運命めいた余韻が印象的なそのわけが、すこしわかった気がする。
この曲の歌詞を担当した高城さんが、当時
「私たちが本当は血の繋がった兄妹で、間違いを起こさないように神様が細工したとしか思えないのです」
という文章に感銘を受け「僕はこれを歌にします!」という熱いDMを送ったりしていたそう。
こだまさんの本は今や街中の本屋に置かれていて、Orphansはカラオケに入っていて、どこかの誰かが唄っていたりする。3年前とは明らかに別の世界で、我々は生きている。そのことの不思議を噛みしめながら読みました。
— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) 2017年1月26日
あとがきが徐々に肉筆になっていく生々しさに心が震えた。
というわけで、この私小説を読んでみようと思います。読んだ感想は書けるかどうかわからないけれど、もし書けたら記事にしようかな…。
それから逆にこの私小説を読んだ人に、ceroの曲も聴いてほしいなとも思うのです。
高城さんのお言葉に胸がいっぱいになりました。『Orphans』が発売されたとき、何も経緯を知らない夫と車の中でこの曲を聴きました。ほんの少しだけあなたも関わっているんだよ、と言いたいけど言えなかった、そのときのことを思い出しました。どうもありがとうございます。
— こだま (@eshi_ko) 2017年1月26日
さて、びっくりしすぎて勢いでブログを書いてしまったので、駆け足でしたがこの辺で失礼しようと思います。おやすみなさい!
以前に書いたceroの楽曲についての記事はこちらです。