新米ママと、ときどきオトン。

未年うまれのむすめを育てる新米ママと、その夫がときどき登場する子育てブログです。

秋は子連れで美大の学園祭「芸祭」に行こう!

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こんにちは、実はデザインやアートが好物な新米ママのtononecoです。
昨年の秋、むすめが生後9ヶ月くらいの頃、思い立って武蔵野美術大学の芸祭に行きました。
思いのほか楽しめたのでその時のことを振り返りつつ、おすすめのポイントをまとめてみました!

毎年違うコンセプトで展開される芸術祭

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

わたしは過去にも何度か武蔵美の芸祭に遊びに行ったことがあるのですが、毎年違うテーマで世界観を作り込んでいます。昨年は「ART SPY」でした!このコンセプトに沿いプログラムがデザインされていたり、キャンパス入り口のところの装飾が施されていたり、美大ならではの凝った演出があります。この時点でもうほかの大学の学祭とは違う感じで、わくわくしてしまいます◎

今年のテーマは「まうかくし」

ちなみに今年のテーマは「まうかくし」だそうです。この「まう」はMAU(Musashino Art University)のことですね。芸祭のサイトを見てみるとなにやら妖怪めいたリード文が…。
どうやら、「妖怪の世界で開かれる美の宴、そこに迷い込むわたしたち…」的な世界観のようです!ほら、なんだか気になるでしょう??
http://www.geisai.jp/16mobile/

芸術の秋!美大生の作品展示がおすすめ

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

芸祭期間中はキャンパスのいたるところにオブジェや装飾など施され、まるでテーマパークさながらなのですが、さらに学内の教室などいたるところで展示が行われ、学生たちの思い思いの作品に触れることができます。

そう、この期間はキャンパス中が美術館なのです!
もちろん作品のクオリティはとても高いですし見応えがあります。ジャンルは多岐にわたり、本当にみんな自由です。
学生として普段カリキュラムの中で制作してちるものよりも、こういった展示のほうがより自由に創作意欲を爆発させられるらしいという話も聞いたことがあります。
油絵や彫刻などのファインアートから、デザイン作品、インスタレーション展示など、ありすぎてとても1日ではまわりきれません!それも出会いと思って、気になるところへふらふらと立ち寄る感じでちょうど良いかなと思います。

ちなみに去年わたしが面白いなあと感じたのは、「フォント擬人化」というコンセプトを本としてまとめた展示でした。「丸ゴシック女子」や「ゴシック男子」のように書体にキャラクター付けをして擬人化する試みなのですが、なんとなく腑に落ちるビジュアルイメージや性格付けが面白かったです!
それから自分を2頭身くらいのキャラクターにして、キャンバスの中に様々なシチュエーションの自分のキャラクターを縦横無尽に配置している油絵の作品も気になりました。とても近づいて見ることができたので、時間をかけて細部まで見入ってしまいました。
ほかにもキャンパス内ではライブペインティングを見ることもできます!迫力があるので子どもも喜ぶはず\(^o^)/

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

似顔絵を描いてもらうと良い記念になるのでおすすめ

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

キャンパス内に世界堂という画材屋さんが入っているのですが、その入り口のところで油絵科の学生が似顔絵屋さんを開いていました。
三人ほど描いてくれる学生さんが並んでいて、それぞれのタッチで描かれた色紙の見本があり好きな方を選ぶことができます。わたしはふんわりとした雰囲気の女の子が、キキララ的な色使いで描いたテイストが気に入りその子にお願いしました。
やっぱり美大生!似ています。笑
むすめがこの頃まだ生後9ヶ月くらいなので、赤ちゃん赤ちゃんしている頃ですね( *´艸`)男の子みたいで、今とはまた少し顔が違っています。そんな瞬間を似顔絵に描いてもらえるのもいい思い出になるなぁと思いました!

ちょっと変わった催しが多くておすすめ

わたしが独断で選ぶおすすめな武蔵美芸祭の名物たちはこんな感じです。

男神輿・女神輿

彫刻科による男神輿・女神輿が派手にキャンパス内を練り歩きます。男神輿の御神体はまさにあのシンボルそのもの(゚o゚;;しかも最終日のクライマックスには両方の神輿が「合体」してしまうそうです!わたしはその現場を目撃したことがないのですが、さぞや盛り上がるのでしょう。笑

サンバパレード(ラテン音楽研究会)

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity
芸祭を楽しんでいるとどこからともなくサンバのリズムが聞こえはじめ、のりのりのパーカーション部隊と半裸のダンサーのお姉さんが踊るサンバ隊(ラテ研)がキャンパス内をパレードするのに遭遇します。迫力ありだし、打楽器隊もダンサーもみんな本当に楽しそうなので、観ているこちらもテンションがあがります!当時9ヶ月のむすめも興味深そうに目を奪われていました◎

二大戦隊ヒーロー「造形戦隊マウレンジャー」と「ムサビート」

実はわたしはこれノーチェックだったのですが、武蔵美には戦隊ヒーローがいるらしいのです!それも2つも?!特撮好きなお子さんには響くかも!
https://twitter.com/musa_beat
http://mauranger0.html.xdomain.jp/index.html

子連れでは難しいかもですが…「劇団むさび」

時間があればぜひ観たいのが、「劇団むさび」の公演。ナンセンスで毎回結構攻めている、学生の熱気あふれる舞台が最高です。さらに舞台美術もやっぱりすごい!セットから小道具から、本当にさすがのひと言です。

子連れではおそらく絶対無理ですが…「元祖ゲイバー」

武蔵美の芸祭ではお酒を飲むこともできます。元祖ゲイバーで濃厚なサービス(?)を受けてみたりするのも、武蔵美芸祭での醍醐味なのです。

ほかにもたくさん!こんなおすすめポイント

普通に食べ物も美味しくておすすめ

軽食やご飯もの、スイーツなど、たくさんの屋台やお店が出店していて、もちろん食欲も満たすことができます◎美味しいし安い!そしてやっぱりひとつひとつの屋台やお店の作り込みも見ものです!看板のクオリティが異様に高くてびっくりしたりします。

去年はむすめも食べられそうなホットケーキを買って、一緒に芝生の上で食べました(^ν^)

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

フリーマーケットで一点ものを手に入れるのもおすすめ

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

学生たちが手作りのアクセサリーや小物などの雑貨を売っています◎見ているだけで楽しいですし、掘り出し物も見つかるかも!わたしのおすすめは窯工研究会のお店で、かわいい焼き物の器などが安く手に入ったりします(^ν^)

子どもと一緒にワークショップへの参加がおすすめ

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

去年行った時にはまだむすめが小さかったので参加しなかったのですが、キャンパス内では様々なワークショップが開催されていました!わたしが見かけたのは去年の芸祭のテーマ「ART SPY」にちなんだものと「手作り封筒」を作るワークショップ。それから前述した戦隊ヒーローもワークショップを開催していたようです。
子どもも気軽にアートに触れることのできる良い機会だなと思うので、もう少し大きければぜひやらせたいなと思いました!

図書館もおすすめ

わたしも以前覗いたのことがあるのですが、美大の図書館はやはり、美術書やデザイン本、めずらしい図鑑や百科事典など、知的好奇心がそそられる顔ぶれが多かったように思います!
しかも武蔵美の図書館は数年前に建て替えをしていて、いろいろな雑誌に載るくらい近代的な建築です。それだけでも見る価値あり、どうせなら建物に入ってみる価値ありだと思います◎

広いキャンパスで気持ちよく秋を感じられておすすめ

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

芸祭自体は賑わっており人も多かったのですが、キャンパス内が充分に広いので、芝生に寝っ転がったりその辺のベンチでひと息ついたり、やすみやすみゆっくりと楽しむことができました。さらに去年わたしが行った時は、秋晴れのとても気持ちの良い日でした。
都内の有名大学の学祭の、キャンパス内に人だらけ…というような雰囲気とはまったく違い、子どもたちも自由に楽しめる感じです。

これから開催される都内の美大芸術祭の日程一覧

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出展 https://www.facebook.com/MusashinoArtUniversity

他の美大の芸術祭もきっと楽しいはず!ということで、今年の武蔵美の芸祭と都内の他の美大の芸祭についての日程も調べてみました!

  • 女子美術大学 2016年10月28日(金)〜10月30日(日)

杉並キャンパス http://joshibifes2016.boo.jp/
相模原キャンパス http://joshibisai2016.jimdo.com

美大ってわりと辺鄙なところにあったりして行きづらいのですが、都会の喧騒を抜け出し、ちょっといつもと違う雰囲気のところへ行くのも、たまには刺激的でいいのでは…と思います◎
きっと親子で楽しめる美大の芸術祭、とってもおすすめです!わたしも今年も足を運ぶつもりです(^ν^)♪

 

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