新米ママと、ときどきオトン。

未年うまれのむすめを育てる新米ママと、その夫がときどき登場する子育てブログです。

美味い魚は頭良くなりそうで美味い肉は脳みそ溶ろけそうという夫の話

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こんばんは、新米ママのtononecoです。先日久しぶりに夫と熱い議論になり、なかなかおもしろい内容だったのでブログにまとめました。
共感してもらえるかどうかわかりませんが、変な夫婦だなとお楽しみいただければ幸いです…^^;

夕飯の鰹のお刺身を食べながら夫がポロッと言ったひとこと。

ある夜、子どもが寝付いた後に仕事から帰ってきた夫。
夕飯に戻り鰹のお刺身を出したのですが、それを食べながらこう言いました。
「うまい…。鮪や鰹のうまいのは、頭良くなりそうな気がするよね」と。
わたしは何を言っているのかピンと来ず「…DHA(ドコサヘキサエン酸:学習能力・記憶力に向上に効果があるとされる)を感じる…ってこと??」と返すと、
「いや、そういう話じゃあないんだ。」と長い長い俺理論が繰り広げはじめられました。(※長い長い俺理論はわが家では定番です。)

子どもがうまれる前はよくふたりでゆっくりご飯を食べながら、こんな不毛だけれどとても楽しい俺理論を展開させたものでした。
この夜も久しぶりになかなかおもしろそうな話だな…と直感で感じたわたしは、この話を深く掘り下げるてみることに。

美味い魚を食べると頭が良くなる気がして、逆に美味い肉を食べると脳みそが溶ける気がする

夫の話をまとめると、美味しさの感じ方には種類があって、もともとの食材のポテンシャルによるもの、料理人のテクニックによるものなど様々。
例えば一番初めに例が出たのは「お寿司」。最高の食材を鮨職人が握ることにより、「旨味を深く感じ脳に染み渡るよう」なのだそうです。
また対極にあるのが「和牛霜降り肉」。これは手をかけられ飼育された和牛の赤みと脂のハーモニーに「ひとくち食べるとテンションがブチ上がり、その美味さに頭が真っ白になる」ということ。
そんなふうに美味しさをいくつかの分類に分けて考えたことのなかったわたしは「なるほどお〜〜」とおもしろく思いました。

おもむろに書き始めた「俺のグルメグラフ」

すると、冷蔵庫に貼ってある正方形のカレンダーをグラフに見立て、垂直方向と水平方向の上下左右それぞれど真ん中に、なにやら書き始めたのです。
それがこのグラフです。

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縦軸は頭脳への影響

(1)あたま真っ白
(2)ふかみ(しみる)

感じる美味しさの種類

(3)うまみ
(4)すごみ

ひとつずつ解説を加えると、
(1)あたま真っ白…パンチがあり一気にハイテンションになるような美味しさ
(2)ふかみ(しみる)…素材や職人の技にうならされ、深く噛みしめるように染み渡る美味しさ
(3)うまみ…食材のポテンシャル、存分に引き出されまた素材の魅力を味わうもの
(4)すごみ…職人のテクニックや経験の蓄積を感じ、うならされるもの

 

…うーん。わかりそうで、わからない。わからなそうで、…なんか、わかってきたような???

この見たこともない表に、わたしは「じゃあラーメンは?」「じゃあ和食はここらへんじゃない?」などと自分なりに噛み砕こうと必死になりました。笑

これによると、マックや牛丼などの「ファーストフード系」は素材うんぬんというよりも、「ただうまく、テンションがあがる」(←なんて馬鹿っぽい表現!!)食べ物という分類。
また「熟成肉」のような旨味を存分に引き出され、その結果「文句無くうまく、考える余地を与えない(あたま真っ白)」という分類。
それから「イタリアン」などは、「素材よりも作り手の工夫やアイデアが光る」食べ物。
「ラーメン」はとんこつ系と醤油系に別れ、前者はどちらかと言うと「勢いのある強引なうまみ」。後者は「繊細なうまみ」
「カレー」も「ココイチ」はどちらかというとファーストフード系と同位置に分類され、「インドカレー」はスパイスの複雑さが特徴的で「すごみを感じる」寄りです。
「和食」は「素材の旨味を引き出しつつ、テクニックも必要とする」点が横位置中央を陣取り、且つふかみを感じる食べ物としても揺るぎない存在です。
「フレンチ」などは繊細さと職人の技術の最高峰なのでは、という見解から「すごみとふかみ」を象徴する食べ物として位置しています。

そしてこのグラフの中央ど真ん中に位置しているの「中華」だそうです。それはもう一番最初に、「中華はすべての中心!!」という感じで、わたしもなぜか疑問を持たず納得してしまったのでした。笑

 

なんだか真剣に書いていて「何を言っているんだろう?」という気分になったのですが、深夜の気配も手伝って最高に盛り上がったグルメ議論なのでした。笑

 

ただの素人の会話の一節からの展開で、グルメ評論家でも何でもない人たちのおもしろグルメ分類です。ここに登場していない食材も、あれはこの辺りなんじゃないかな、などとひとり考えるのもわたし的にはまた良しです。たまにはこんな遊びも楽しいのではないでしょうか?笑

思えば「新米ママと、ときどきオトン。」などというタイトルながらまともに夫が登場したのが初めてですね。初登場でこのわけのわからなさ…。先が思いやられますが、どうぞ今後もお付き合い下さい。